アオシマ 1/12  Z400FX

Z400FX Aoshima 1/12


旧車ファン必見!極上E1 入荷しました。人気の赤、集合管付き!
年式:1979年
車検:検無し
色:ファイアク ラッカーレッド
製造国:日本 社外品:マフ ラー、リアサス他
走行距離:不明
排気量:400 t?
修復歴:不明、レ ストア済
スケール: 1/12 価格:応談

アオシマの1/12カワサキZ400FXです
。実車は旧車マニア垂涎の逸品、ノーマルで程度の良い個体は国宝級?の扱いを受けており、旧 車専門のショップで非常に高価で取引されています。このバイクの価値は競合他社も認めるところで、茂木サーキットのホンダコレクションホールに展示されてい るのを見たことがあります。模型化の対象に相応しい名車の一つという事なのでしょう。

私自身も単車(1/1スケール)は結構好きですが、なんせ「レーサーレプリカ」世代なもんで
正直このバイクのことはそれほどは詳しくないです。そのFXのプラモを親しくして頂いている知人から2 セットお譲り頂いたんですよね。バイクのプラモは「専門外」だし、ガキの頃イマイのハーレーで苦労したトラウマが有ってしばらくは放置していたのですね。

ところが先日このキットがひょいと目について、何気にインストを見たら簡単そうに見えたので、最近飛行機モデルも続いたことだし
気分転換に一つだけ手をつける ことにしたわけです。実際作ったら、あちらこちらに「落とし穴」があったのだけど・・・

本キットについては何時ごろ金型が起こされたものかは良く判りません。実車の販売時期からして1980年代である ことは間違いないですが。ノーマル仕様の他に、カスタム仕様や漫画作品とのタイアップ商品など結構なバリエーション展開がされているようです。しかしなが ら
キット詳細については良く判りませんでした。

てなわけで情報をネットで検索していたら無事完成に至ら しめたHPやブログが幾つか有りまして、製作に当たってはそのお知恵を拝借して無事完成となりました。キットをお譲り頂いた方ならびに工作手順や技法をご教授いただきました
先輩諸兄にこの場を借りて御礼申し上げます。



〜製作開始〜




頂いたキットです。漫画作品とのタイアップ商品が2点です。失礼なが ら両漫画とも読んだことが無い。キットの趣旨からは逸脱して申し訳ないですが、私なりのイメージでこのFXを仕上げたいと思います。いきなり2点同時製作は危ないから、今回は湘南爆走族(左)から手を付けます。両キットの中身はほぼ同じ ようです。

パーツ構成です。フルノーマル仕様と違い、漫画に沿った改造パーツが差し替えで入っています。各パーツは小さくて使うカラーも少ないようです。これはネイキッドバイクのプラモならではの利点。フルカウル系だとカウルの塗装がねぇ・・・。なおノーマル仕様のキットでは純正マフラー等のパーツが入っ ています。

デカールです。バイクは毎年のようにカラーリングやグラフィックを チェンジするから、これが何年式のカラーの物あるか、あるいは何年式の色で製作したいのかネットで調査する作業から開始しました。実車を買う気分で ショップのサイトを見て回り、初年度E1の赤が気に入ったのでそれで作ることにしました。ちなみにタンクに貼るピンストライプ(帯)はE2の青ならびに赤に貼るようです(?)。

なおピンストライプのデカール幅は2o程 度のリング状です。経験上、こういったリング状デカールを形を「歪めず」貼り込むのはかなりの場数と腕前が必要だと思います。次善策としてはリング内部を マイクロの液体デカールで埋めてしまうのがお手軽な気がします・・・今回はピンストライプは不使用(もう一つのキット用とします)としま す。




まずはインストを良ーっく見て各パーツの塗装色を確認し、もれなく追記します。アオシマのプラモは塗装指 示が 抜けていることが多いので、ネット上の実車画像なども参考にします。本キットは外装と灯火類を除いた車体部分はシルバーとブラッ ク、艶消しブラックの3色がメインのようです。切り出したパーツはバリやゲート を処理してから塗装する色ごとに纏めておきます。

合わせ目処理するパーツはエンジンの腰上と腰下、それに集合管程度です。MrセメントSでパパっと接着 し、合わせ目をスポンジヤスリで軽く均します。無理に合わせ目消そうとすると、反って形が変になりそうだったのでホドホドにしときました。

各パーツは両面テープで取手(割り箸)にペタペタと貼り付けてエアブ ラシで一気に塗装してしまいます。なおバイク実車はパーツの部位によりメッキ調 の所と、いぶし銀の所があります。このプラモはエンジン回りのパーツにメッキが掛っていますが、「らしくない」のでキッチンハイターで剥離して銀で再塗装 することにしました。




ホ イールを塗装しました。地金部分の塗り分け方法は先輩諸兄から幾つか提案されていて、ラッカーの銀⇒エナメルの黒の順で吹いて綿棒で銀の部分を拭 き 取る方法と、先に黒を塗ってから銀のペイントマーカーで仕上げる方法の2種類がよく行われているようです。今回は前者で施工しました。エンジンのポイント カバーとジェネレーターカバーも同じ要領で 仕上げました。

外装類を塗装しました。グレーサフ⇒ピンク⇒赤の順で塗装し、デカールを貼ってからクリアーコートしました。この段階でそこそこのツヤに仕上がったようです。さらにウ レタンクリアーや研ぎ出しも考えましたが、下手げに深追いすると反ってドツボにはまりそうだったので今回はパスしました。

おおよその塗装が終わりました。塗り分けも飛行機モデルほどめんどくさくない。ここまでは楽勝楽勝です♪
さて、これから組み立て工程です。
塗装後のパーツを組み合わせる作業は接着剤で 汚すとアウトだから慎重に進めます。接着剤はエポキシ、瞬着、流し込みタイプなど一通り用意しました。



ホイールとエンジンを組みまし た。タイヤとホイールは 向き(回転方向)に注意します。インストにはこれの指示が無く不親切です。知らん人はトレッドパターン逆に付けるぞ・・・。スパークプラグは本キットで一 番小さいパーツです。ピンセットで弾き飛ばすと捜 すのがめんどくさいから、切り出したら即座にプラグコード(ビニールパイプ)を差し込みます。

フレームにエンジンを載せました。エアクリーナーが変 な角度で付いているとキャブがポロポロ取れるので注意してフレームに納めます。

後輪部を取り付けました。ここは問題なさそうです。だんだん形になってきました。ワクワクするぜぇ〜。



前 輪部はちょっとコツが要ります。フェンダーを挟み込むとフロントフォークが少し”ハの字”に広がるようで、後からブレーキディスクがキャリパーに収まらな いようで す。なのでここはフロントフォーク先端とホイール軸を強引に接着してからキャリパーを取り付け、最後にフェンダーを差し込みました。フロントフォーク が少し中央部で膨らむけど、まあ仕方ないです。

フロント部とフレームを合体させます。おお〜っ、いよ いよバイクらしくなってきたじゃないスか。トップブリッジとフロントフォークは接着面積が少ないので注意。うっかり「立ちゴケ」するとポロっと外れます。 瞬着とエポキシを併用しガッチリ固定しました。

外装の取り付けに掛った段階で問題発生です。フレーム(赤丸部分)が邪魔になって、テールカウルとリアフェンダーがちょうど良い位置で収 まりません。さすがアオシマ!やられたぁ〜!
あれこれトライした挙句
「コペルニクス 的発想の転換」をし、フレームの赤丸部分をカットしてしまいました。実車なら絶対したくないカスタムですが、これはプラモだし完成後はほとんど見えなくなる場所だからOK。それとも、どこかで組み付けを間違ったかなぁ・・・。






気を取り直して、外装を取り付けます。サイドカバー⇒リアフェンダー⇒テールカウル⇒タンク及びシートの 順で組み付けます。瞬着で位置決め固定してからエポキシ接着剤で補強するのが良いです。この部分は特に不親切というかこのプラモの最大のヤマ場?で、キット設計者の「作ってみやがれ」感がビシバシ伝わってきます(笑)。タンクやシートは取り付けガイドやダボが無いから実車写真を参考に攻略。終盤で手こず らすとはやってくれるじゃないかぁ、アオシマさん・・・。

集合管を取り付けます。モリワキかビートといったところでしょうか?カワサキのバイクの純正マフラーはす ぐ錆びる、重いとか言う理由で社外品へ換装してしまうオーナーが多いようです。結果、フルノーマルで残っている車両が少なく、プレミア高騰の一因となって いるようです。

後はステップ類とか、ウインカー類を取り付けます。ミラーにはハセガワのミラーフィニッシュを貼り込みました。
最後に、あちこちいじって塗装が剥げてしまった箇所を面相筆でタッチアップすれば完成です。ふ〜っ。

※ブレーキディスクを前後逆に付けてしまったようです。リアブレーキ重視の「改造」ってことでご理解ください・・・
(2015年11月19日追記)


〜完成〜









完成したFX。往年の空冷直4の雄姿をご覧下さい。このバイクは、やはり赤です。
こ れほど赤の似合うカワサキ車は珍しいです。カワサキは 大抵はライムグリーンとかエボニーなんだけどこれは特別。某BG誌の旧車広告見 てたりすると赤のFXがパッに目に飛び込んできて、その影響を受けているのでしょうね。

製作期間は実質1週間ちょい。ここしばらく長雨が続いていたのでタン クの塗装がままならず、予定オーバーしてしまいました。それと最後の方で手こずったものも予想外でした。インスト通りに行かないプラモってのも久しぶりです。2個同時製作しないで正解でした。

本キット攻略のツボはやはりタンクやシート、リアフェンダーとテール カウルの組み付けで、ここは指示が曖昧だから慣れない人が作ると苦労する と思います。逆を言えば、作り手のセンスや工作技術がモノをいうとも言えます。 最近のカッチリ・プラモばかり作っている人だと面喰ってしまうかもしれませんが、なんたって唯一のZ400FXのプラモ(※)です。その気になれば私のような門 外漢でも作れます。
(※ユニオンモデルからも1/15でキット化されていました。2015.11.07追記)



良い点も有ります。使うカラーが少ないこと。これは新 発見?でした。完全新金型なら、変なアイデア工具や副資材とは無縁のエコ・キットが出来そうな気がします。無塗装スナップキットを軽く見 たり毛嫌いする人もいると思うし、工 具や副資材のメーカーは嫌かも知れんけど、一つの形態としてフジミの大和みたいなキットがもっと有っても良いと思います。パチ組みキットは私はおおむね肯 定派です。

こーなると、アオシマが今秋出すCB400FOURもちょっと 気になってきました。あのプラモ買って作るとしたら絶対だな・・・。っつうか、 1/1スケールのヨンフォア再々販しません?ホンダさん??


何はともあれ、攻略完了。良かった良かった。

今回の反省点・・・間違ってサイドカバーをフレームの内側から接着し てしまい、後で気付いて付け直し。使ったのがエポキシ接着剤だったのでパーツを汚さずに済みました。


2015年9月12日完
成。

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