ブラーゴ 1/24 ブガッティ EB110

Bugatti EB110 Bburago 1/24


ブラーゴの1/24  ブガッティEB110です。ヤフオクで落札しました。このクルマは結構好き。 いちおうMade in Italyモノです。90年代のお品でしょうか。古い個体だからBlistering(塗膜ふくれ)などの経年劣化は否めません。それでもこれは良いものです、いや、ブラーゴ社の功績は今、再び評価されて良いでしょう。

このホームページは、基本はプラモデルの製作レビューを主目的として作られたものだけど、当初はメインコンテンツつまりプラモ完成品が不足していまし た。そこでまずたたき台として作成したのがブラーゴの大スケールミニカーのコーナーです。それにプラモ製作コーナーを追加するというカタチでHPを 作ってきました。

それで、その最初期のTOPページを飾っていたのは同社の1/18 EB110なんです。何しろ超カッコいい車です。本当はプラモでも欲しいんだけど舶来キットでしかありません。 まあ今だったらAUTOARTから出来の良さそうな1/18完成品があるからあちらの方がおススメです。お値は張るけど実車を買うと思えば安いでしょう。

しかしブラーゴのEB110も90年代のお品としては良く出来ています。同社はかつて大スケールミニカーの分野ではトップメーカーで、この市場を席巻していました。ミニカー専門店や模型店だけでなくスーパーの玩具コーナーでも普通に置いてあり、値段もお手頃だったから一度は手に取った方も多いでしょうか。

同社製ミニカーは、細部表現はそこそこに、むしろ全体の雰囲気や頑丈さを優先しておりこのサジ加減がじつに絶妙な味わいを出しているのが特徴です。

パーツの構成は塗装した
ダイキャストボディに、シャシー・エンジン・内装は複数の色プラによるもの。これは大量生産のミニカー屋さんならではの工夫です。この手際の良さはどうでしょう。

恐らくは生産性やコストを考慮して、始めから色プラパーツを割り振った金型なのでしょう。面倒な部分を「丸投げ」しないこの作り。なぜプラモキットはこういう風にしないのだろう・・・。


ブラーゴ 1/18 EB110

プラモデルの根本原則
「Easy to Assemble」をミニカーメーカーのブラーゴ社が体現しているのは何とも皮肉な話ではないでしょうか。時代は刻々と変わるものです。「モデラーの特権」だの「研ぎ出しはだ」ナンてのも、いずれ死語になるでしょう。



2018年2月9日

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