東京マルイ 1/32 ハンターJr.

Hunter Jr.  tokyo marui  1/32


東京マルイのハンターJr.です。1/32スケールジュニア4WDシリーズ No.14。パッと見で判る通り、タミヤミニ4駆の類似商品になります。

80年代後半に出現したタミヤの「レーサーミニ4駆」はメディアミックス展開を行い、たちまち子供たちの間で大ヒットになりました。その波及効果は他社製 品にも及び、数多くのプラモメーカーから類似商品が発売され、それらは総じて「パチ4駆」と
マニアの間で称されています。 この手の商品としては「バクシード」が有名でしょうか(良く知らんけど)。

今回製作するこのハンターJr.もそうしたそうした「パチ4駆」の一つに分類されるキットで、元ネタは東京マルイ社の自社製RCカー「ザ・ハンター」をス ケー ルダウンしたものだそうです。マルイさんの場合はタミヤと違って他社RCも積極的に取り入れ、京商「オプティマ」やヨコモ「スーパードッグファイター」な ど RCでは名 車とされるアイテムもシリーズに取り込んで、タミヤに対抗していたようです。

もっとも、この手の競技会を主催するタミヤさんは他社 製品を締 めだしているので、パチ4駆のほとんどはその真価を発揮することなく市場から消滅しています。これは例えて言うなら「8耐の出走車両はホンダ車に限 る」って言っているようなもんで、かといって変なデッドコピー商品が出てきたら、ちょっと。個人的には、改造範囲を制限した上で他社製品で も出走可能な競技会が年 に一度くらいは有っても良さそうな気がすんだけど・・・。

さてこのキット、今から10年位前にさる個人経営の模型店で売れ残っていたものをたまたま見つけたものです。まあ私はミニ4駆の趣味はないのですが、「東 京マ ルイ」製ということでつい目に留まったんですね。出走できる競技会も無いですし、お宝として取っておくつもりもなかったので、
試しにどんなものか作ってみましたョ。

マルイさんの小さなレーシングマシン、どんな内容なの でしょうか??


〜製作〜




パッ ケージです。大きさは230o×140o×45o位。プラモデ ル・キットとしては小型の部類に入ります。こういうのは売れ残るとついつい店の隅に追いやられてしまうんですよねぇ。イラストは・・・おおぅ、80年代に 流行ったRCバギー風の箱絵じゃないですか!こりゃあカッコイイですョ。あまり詳しくない子供ならば、ついタミヤミニ4駆と勘違いして買ってしまいそうで すね(笑)。

パーツ構成です。たったこれだけ。スケールキットではなく、分解メンテを考えるとこの程度のパーツ点数が適当ではないでしょうか。ボディとウイングはオレ ンジイエローで成型されています。このボディは金型を良く磨いているようで、成型された状態でピカピカになっています。うーん、素晴らしい。タイヤはイボ イボなので、凝る人はスポンジタイヤに換装でしょうか。

シールです。デカールではありません。デカールなどよりもよほど丈夫に出来ており、少しズレても貼り直しすればOK。モーターライズキットに最適な選択と 思います。一応これを貼ると派手な カラーリングパターンをだいたい再現できるようになっています。



 
モーターにギア、金具類です。グリスも同梱しており別に買わないで済みます。ちゃ んと揃っているか検印まで入っているあたり時代を感じますねぇ。130モーター は普通の物なのでこれも高性能モーターに換装すると面白そうです。

インスト以外にカラー印刷のミニカタログも同梱されています。ずいぶん気合の入った商品展開だったようです。

本キットは
ノーマルの「Jr.4WDシリーズ(定価¥600)」ですが、マルイではさらに上位シリーズとして「ハイパーJr.4WDシリーズ(定価¥1000)」というのもあったようです。ノーマルではギミックは変速の みですが、ハイパーではさらに2WDと4WDも切り替え可能のメカになっています。シャシーからして基本的に別物なのでしょう。




さて工作開始です。まずはシャシーに金具を取り付けます。特に折り曲 げる必要はありません。指定の場所に差し込んでいくだけです。

次に車軸やギアなどを組み込みます。前輪に駆動力を伝えるプロペラシャフトは古いせいかピニオンギアが空転してしまい、4WDではなく2WDに なってしまいました(涙)。まあこの辺はミニ4駆用パーツを流用すれば後で修理できそうです。グリスを少し塗ると動きがスムーズになります。

モーターを載せてカバーを付けます。うん、それっぽくなってきました。



電池を載せて動作確認します。このキットは2段変速ギミックで、トルク型とスピード型を選べるようになっ ています。まあ、高性能モーターに換装すればそんなことしなくても良いかもしれませんが。ガイドローラーも取り付けてしまいます。

こ のキットは無塗装スナップだと思っていたらボディの一部に塗装指示がありました(汗)。とはいえ大した手間ではありませんし、せっかくですので塗ってみま した。まぁ塗るいっても、オレンジイエローは成型色のままで、ボディ上部とウイングを白、窓枠を銀、後端とライト?(😊マークの裏)を黒で塗った程度です。屋根やボンネッ トはシールが用意されているからマスキングは大雑把でOKです。

シールを貼り込みます。デカールよりもよほど楽ちんです。なかなかいい感じに仕上がってきました。








最後にボディをシャシーに取りつければ完成です。
カッコ良いね!


〜完成〜








完 成したハンターJr.。スタイリングはパッと見で初期のレーサーミニ4駆と区別つきません。かなり昔のキットだからトボけて紛れ込ませてもマニアじゃなけ れば見破 れないでしょう(?)。それにタミヤ主催の走行競技会はNGだとしても、街の玩具店のコースで走らせて遊ぶ分には何ら問題は無いハズです。カリカリ チューンしたら本家ミニ4駆より速いかもしれませんョ・・・?

製作時間は3時間位。無塗装素組なら1時間も掛からず完成してしまうのですが、今さらコレを走らせて遊ぶつもりもなく、むしろ飾って楽しむ見栄え優先でグ ズグズ塗装などをしていたらそれ位にはなってしまいました。気軽に完成に至らしめる「脱力モデリング」もナカナカ良いもんですね。

では。

2016年5月30日成。

プラモコーナーへ戻る

TOP


               Copyright  2012 KOZY-Syouten ALL Rights Reserved