F/A-18E
Super Hornet Revell monogram 1/48
レベルモノグラムの1/48
F/A-18E
です。先日ハセガワのスパホ作ったら48も作りたくなったのでちょいやってみました。というか、レベルモノグラムブランドって今無いのですね(涙)。つい”こないだ”
米レベルとモノグラムと合併したと思っていたら・・・。うーん、プラモデラーの時間感覚だと20年前でも「こないだ」なんだよなぁ(笑)。
ところで「トップガン・マーヴェリック」大ヒットだそうですね。の影響からからか巷ぢゃスパホのキットが軒並み品薄で、ハセガワさんなどでは今夏は増産、
象さん(オラは人気者〜♪)のようです。ま、同作品に触発された空自広報部さん
が、「よーし、うちも・・・あれの続編を・・・」などとトンチンカンな事を言い出さぬよう一日本国臣民/納税者として切に願うところです(爆)。
彼はたぶん、出演拒否するであろう。⇒
(世界陸上おつかれさん。)
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さてそのトップガン・マーヴェリック関連商品で、なんか最近やたら通販サイトで爆
騰してるのがドイツレベルの48スパホ。元々はレベルモノグラム時代に起こされた金型で、オリジナル版は2004〜2005年の金型だと見られます。ちょ
うど実機の配備が進んでいたころで、出たばりの頃は48スパ
ホの決定版として好評をもって迎えられたようです。
が、直後にハセガワとバッティングしてしまい、ちょっとワリを喰った気の毒なキットでもあります。た
だ物としては別段そう悪いわけではなく、これの流れを組むドイツレベル版は現在でも良キットとして海外では一定の評価があるようです。また、国内でもこの
レベルモノグラム版が相当数入荷されたようで、今でも時々ヤフオクで見かけます。
というわけで今が旬のスパホのキット、いっちょレビューしてみましょう。
〜製作開〜
今
回のキットです。ヤフオク落札品です。後発ハセの影響なの
か、10年ほど前に中古市場でたくさん出回った時期があり
まして、この個体も投げ売りされていたのを酒に酔った勢い
で落札したものです。箱のサイズは435×
290×97で、ハセ48より少しだけ大きい。パーツはMade in
Chinaです。
お
や?箱の右下にSKILL Neveau 3とあ
りますな。難易度10段階評価で下から3番目ってことでしょうか・・・?だとしたらスゲー嬉しいんだけ
ど。。。と思っていたら、MOST CARENGINGと
無体な横文字が(爆)。くおぉぉ・・・要するに、ちょっと難しいョってことのようです。うーん。
パーツ構成です。いちおうランナー1枚ないし2枚ごとにMade
in
Chinaの記述のあるビニール袋にパックされています。小さい枠は太いランナーで無理やり繋がっています。おそらくはパーツ入れ忘れなど品質管理上の措
置でしょう。外翼は別パーツになっているものの、ヒンジの部品が無いので折り畳み状態で作りたい場合は別途改造工作が必要っぽいです。タイプはブロックT。キット化された時期が時期ですからね。ドイツレベル版はアップデートされてんですかねぇ?
デ
カールです。VFA-14のCAG機と通常機の2種類。ま、これはしゃあないっすね。この版が出た頃はスパホもまだ機種変の真っ最中で、配備が進んでな
かったんすよね。ちなみにVFA-14のCAG機はハセ72でもチョイスされています。
少しパーツを見てみましょう。
おお、自重変形タイヤ。これも一時期流行りましたねぇ・・・(遠い
目)。90
年代はこれがトレンドの一つで、模型誌作例などでもわ
ざわざヤスリで接地面を削るような作例が頻繁に見られました。けど前輪は潰れていない。どういうこっちゃ?
主
翼下面には©RV-MM,LLC.2005 CHINAとあります。昔のモノグラムなら残すところですが・・・今回は容赦なく削いでしまいました。
パーツチェックしたら脱脂洗浄します。舶来モノはこれは必須作業です。特にMade
in Chinaです。かの国では”アブラもん”に対する執念がハンパでありません。これもたぶんアブラマシマシです(昔ドラゴンのキットでエライ目に遭いました)。
主
要パーツをマスキングテープで仮組してみました。合いはおおむね良好(?)。大がかりなパテ盛り成形は不要で、溶きパテの目止めで何とかなるか
なぁ・・・。仮組で各パーツの合いや工作手順の確認しておきます。とはいえ、ここから何があるのか判らんのが舶来モンの怖いところです。
コ
クピットです。さすが往年のモノグラムの流れを汲むキットです。モールドは素晴らしい・・・素晴らしいのだけど塗り分けがめんどくさい・・・。「ああ〜め
んどくせぇなこれ・・・・」とボヤきつつエアブラシと面相筆で仕上げたら結局一日掛かりました(汗)。まぢですか・・・。
機首を組みます。機首は上下左右の4分割から成り、各面のモールドは
バッチリです。合いも良好。うん、なかなか良い感じです。
エアインテーク内部を塗装してから組みます。赤丸部分
の接着は瞬着などでガッチリした方が良いです。ただでさえ接着面積少ない上に、後で胴体に組み込む時
に少しストレス掛かりますので、カパッと割れます(割れました)。タミヤ様のようにパチピタとはいきませんな。
この青丸の部分も要注意。ここを隙間なく合わせ込もうとするとストレス掛かって前述の赤丸部分がパカッと割れるんすよねぇ。なのでここも強引に瞬着で固定
しました。
胴体上下を接着しました。ここは問題ないですかね。パーツNo.114、115、117など、内側に仕込むパーツをお忘れなきよう。
くォヲヲヲヲヲ・・・・ストレーキ前部に継ぎ目がある
ぢゃねぇすか。しかもビミョーに段差がある・・・。ここは上面につっかえ棒(ランナー)で左右に広げてツライチにするのが得策かも・・・
・・・と思ったけど今回は溶きパテと#1500で処理してみました。ここまでくればこのキットの山は超えたようなものです。よし、このキット
もらった!
あとは外翼を接着し、隙間に溶きパテやらエポキシ接着剤を擦り込んで目止めすれば組立完了♪で
す。・・・って組立完了の写真撮り忘れました(爆)。まあ、仮組の写真と大して変わりませんのでそのイメージで。なお、アオシマ文化教材社さまは本件と無
関係です。
塗装です。上面C307,下面C308。塗り分けの境目はインストの拡大コピーで。まあこれはいつも通りですな。
細部の塗り分けをチマチマとマスキングで仕上げていきます。それと小物類の仕上げ。正直この工程が一番時間掛かってめんどくさいのですが、少しずつ進めて
いくとやがて終わるのです。
ウエポン類です。JDAMが特にめんどくさいです。ここを真面目にエアブラシとマスキングで仕上げようとすると丸一日掛かりそうだったので、塗り分け部分はザザッと面相筆で縁取りしてからエアブラシで仕上げました。
軽
く汚し塗装してみました。個人的にドロドロ汚し塗装は嫌いなので軽くあっさりと。実は2000年代前半のスパホっておろしたての新造機のためか写真などで
見るとかなりキレイでパネルラインの継ぎ目すら目立ちません。まあ模型としては汚した方がそれっぽくなるので軽くウオッシングしました。
デカール貼りました。判りますでしょうか?判りません
よね・・・(汗)今回はCAG機ではなく通常塗装機をチョイスしたらこうなりました。 いえ、これでも貼り込むのに2日掛かったんすよ。ロービジだとあま
りマーキング判りずらいんすよねぇ。完成を焦ったら少しシルバリングしました。ちぇ。
最後に半艶クリアーでツヤを整え、別途製作した小物類を取り付ければ完成です。よーし、出来た出来た♪
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〜完成〜
完
成したレ
ベルモノグラムの48スパホ。うーん、48なのに思ったほどはデカくない印象です。いや、実際にはサイズ的にイーグルとあまり変わらんのだけど、スパホは
少し細身だからイーグルのようなマッチョ感はないんスよねぇ。これは同じスケールのイーグル(モノグラム48)と比較すると良く判ります。うん、イーグルの方が馬力ありそうですね。
でもスパホもカッコいいですよね。トム猫教の信者(の一部)からは嫌われているようですが、私はこのカタチ案外好きです。トップガンマーヴェリックがオワコンになってコナレた頃合いに、少しキットを買い増ししようかなぁ。
キットの方は、エアインテークとストレー
キ前部が攻略ポイントで、他はフツーの嵌合精度。溶きパテでも擦り込んでおきゃ大して目立ちません。ハセ72と大して難易度変わりませんね。昔のアメプラに
ありがちなパーツ変形とか湯回り不良とかそういうものありませんでした。私感では★5とはいかないまでも★4以上かな。
製作期間は3ヶ月ほど。週末モデリングですので、実質は20日位ですかねぇ・・・。いや会社みたいに工程管理はしてないので正確な日数は把握してません。まあ無茶な納期でせっつかれるより、のんびりマイペースで仕上げるのが趣味の良いところなんだな。もちろんのんびり過ぎて未完成などまっぴら御免ですが(笑)。
何はともあれ謹賀完成。めでたしめでたし、です。
2022年7月24日完成。
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