コマツ 1/45 HD785-5
KOMATSU HD785-5 1/45 重ダンプとは何ぞや? 玩具の世界では超人気者も、プラモの世界ではいささか冷遇されているようで、キッ トだとミニ4駆と昔のビッグワンガム、それと舶来キット位でしょうか。けど後述のように実車からしてアセンブリ前提の構造になっているし、むしろプラ モキットのアイテム、建機メーカーの研修「教材」として最適だと思うんだけど・・・。 そう思いません?ハセガワさん? うん、確かにそうだ。重ダンプというのは、とりあえず「デカい」とはいうのは判っていても、その筋の人間でなければ実車を見る機会が少ないし、どれもこれも似たようなカタチをしているもんだから「どれだけデカい」か、ということにはあまりイメージが湧いて来ないんですよねぇ。まあ例えるなら一軒家やアパートにタイヤが付いて動いているようなものでしょうか。 それだけデカいと、「どうやって移動するんだろう??」的な疑問が当然湧いてくるけど、大型建設機械というのはうまいこと出来ているもんで、バラバラの状 態でトレーラーで持ち込んで、現場でアセンブリするんだそうです。そういえば都心でよく見かけるタワークレーンもそうですね。うん、やっぱプラモ向きのアイ テムだよね、これ。 聞いてますかぁ?ハセガワさん?
さて、今回紹介するミニチュアは、2010年にコマツさんのオンライン・ショップで手に入れた物。いちおう注意書きには実車の「販売促進用に製作したスケールモデル(対象年齢15歳以上)です。幼児を対象とした「玩具」とは異なります。」とあります。まあ子供が落っことして怪我したら大変ですからねぇ。 建機メーカーというのは面白いことに、、こうしたミニチュアを自社ブランドで展開していて、宣伝のためとはいえコンシューマービジネスも展開しているんですね。もっとも実車は13,850万円、これを自分の敷地で乗り回したいという粋な富豪でもいない無い限り、自家用車としての需要はないでしょう。それを年間販売計画500台ってんだから世界は広いです。 出来の方は、このHD785-5(品番40-1)については、それなり。新品段階で角の塗装剥がれ(チップ)あるし、バリバリのユズ肌。まあボディのツヤ など気にする車種じゃないですが。いちおう日本製。販売元がコマツさんってだけで、製造元はたぶん国内の玩具メーカーでしょう。土建業界は多重下請構造だ からねぇ・・・。
2018年5月21日
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