複数同時製作は有効なの?
先日、アオシマのZ400FXを作りまして、これは知人から の頂きモノで2セット有った から当初いっぺんに同時製作しようかと思ったのだけれども、方針を変更して、まず1個製作してキットのクセを掴んでから2個目で完成度を上げるという方式 でそれぞれを作りました。まあ、この作戦は功を奏し、2個目の完成品にてソコソコの仕上がりになってくれました。
けどこれって良〜く考えてみると変な話で、そもそもプラモ製作って基本モデラー1人の作業(セル生産方式)であって、各工程の熟練工による分業制(ライン生産方式)では無いのだから、2個 同時製作などしたところで工期や塗料が倍になるだけで単にしんどいだけ。こんな小学生の算数レベルの事に気付かなかったとはお恥ずかしい限りなのです。まあ同時製作派にしてみたら大きなお世話かも しれませんが。
なんてことを考えていたところ、先日、さる有名?なモデラーさん(商業誌にバンバン作例を出している方)のサイトを拝見していたら、この方もやはり1点突 破方式で、仕掛り品のある時は他のキットに手を付けないようにしているのだそうです。ああ良かった。自分と似たような考えの人が居て。やっぱりそうなんだ。 たぶん複数同時製作は、それだけ未完成品になるリクスが高いので、敢えてこれを行うモデラーさんの「持続的精神力」は尊 敬しても良いのかも知れません。もっとも、世の中には、あれこれキットをちょこっと弄っては放り出すを繰り返しそれ で満足してしてる人もいるようだけど、この手合いには「どしどしキットを買い込んでプラモメーカーにお布施して下さい」とでも言っておきましょうか(笑)。 皆さんはどんな製作スタイルなんでしょうね? 2015年12月18日
|