2019年ごあいさつ

明けましておめでとうございま す。
っていうか、しばらく更新してませんねぇ。これじゃあまるで廃墟サイトです。ぢつは某社に転職したですョ。

あれ?このセリフって5年くらい前も書いたような・・・、いえ、あの時の会社が入ってみたら何とも残念な会社だったものですから、さっさと見限りホワイト企業に行っただけの話なのですが
。じっくり探せば有るもんですな。


本日の教訓
「隣の芝生は青いと思って行ってみたら、確かに青かった(実話)」


さてプラモの話題です。無事就職できた自分へのご褒美に、フジミ艦NEXTの戦艦長門を買ったのですよ。 3つも。長門型といえば風呂にニチモ30p浮かべて遊んだ世代 にとっては大和型よりもドンピシャのアイテム。あたしゃこれを30年以上待ったよ・・・。

しかも気軽に作れるスナップキットですよ。まさかこんな時代がくるなんて、プラモ趣 味やってて良かった・・・(感涙)
3つも買ったので年内に一つくらいは作ってみようとは思いますが、まあいちおう

完成した暁には寸法測ってスケール確認するからね。フジミさん(笑)。


・・・冗談はさておき近年フジミさんはこの手のキットに力を入れています。実際、
艦NEXTシリーズは好調のようだし、カーモデルなどでもコンスタントに無塗装キットを出しています。しかしこれまでスケールものでこういう風に気軽に取り組めるキットがあまり出てきませんでした。なんでやろ8番らーめ ん?


そこにはたぶん、プラモデルは面倒でも自分で苦労して仕上げてこそ価値があるという何か精神論めいた古い考え方があったんだと思います。どんなに面倒な難物キット(ただの不良品)であっても、「それを自分なり にあれこれ工夫して完成させるのがプラモの醍醐味だ」ってな風にすり替えていたわけです。

つまり「未経験者」
であっても、「やる気」「情熱」「夢」、 そして「諦めない粘り強さ」で取り組めばカタログのような素晴ら しい完成品を手にすることができる「実力主義」とでも言いたいのでしょう。

ついでに「ガッツポーズの写真」
「アットホーム感」「感謝、感謝」を絶叫すればもう昭和の世界を再現できます。

でも変ですね。プラモデルの根本原則は 「Eazy to Assemble」、すなわち誰もが簡単に短 時間に精密正確な完成品を手にすることが出来るのが本来の姿のハズ・・・。マスキングなどのめんどくさい作業を「そこが楽しいのだ」なんて言い換えるのはただのゴマカシであり思考の停止。「コメは一升瓶で精米した方が美味い」、「石斧と落とし穴で仕留めたマンモスの肉が最高」だなんてのと一緒です。
※趣味ならまだしも仕事だとこういう姿勢は「進歩しない」「怠慢」と評価されることもあります(汗)。

実際、ガンプラはすげー売れてます。あのやり方をスケールものでやるのはかなり大変なことで、フジミさんかなり苦労してると思います。それでもシー ルなどを併用して何とかカタチにはしてきているわけです。初めから「できっこない」「塗装ありき」なんてのよりはよっぽど頑張っていると思うんです。うん、スーパーカブも注目です。

今年はフジミさんの動向に要チェックですね。



2019年1月14日

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