現用機モデルの塗装色

模型店で沢山売られているプラモデル。クルマや戦車などの乗り物系から、ガンプラ等のキャラクター物、その他にお城や甲冑、扇風機(絶版?)等々、色々なジャンルがあります。

これらのプラモは大抵、作るのに必要な工具や技法は基本的に一緒なのだけど、ある程度きれいに仕上げようとするとそのジャンル特有の工具なり技法なりがあったりするわけです。

飛行機プラモ、特に現用機を作ろうとした場合も同様で、ビギナーが戸惑う事の一つが「塗装色」。おおよそ実物の兵器というものは目立たないよう地味系の保 護色を施されていることが多く、ハセガワやフジミなどの現用機プラモではグンゼ(クレオス)の300番台で指定されていることがほとんどです。




でも大抵のオモチャ屋や模型店では水性ホビーカラーもMrカラーも1番〜100番位までしか置いていなくって、仕方ないから始めの頃は適当に近そうな色で 塗りましたねぇ。飛行機特色がきちんと「販売している商品」だと判ったのは少し後のこと。近所から離れた少し大きな街の模型専門店でないと置いていなく て、しかも品薄であることが多かったように記憶しています。

取り扱い店が少ないのは需要と供給の関係によるもので、今では笑ってしまうような話ですが、やはりガキの頃なんかは「なぜ売っていない色で指定しているの か」不可解に思ったものです。また置いてある店でも、米空軍制空系の305〜308番や米海軍315番、316番あたりが特に品薄で、一時、買占めに走っ た時期がありました。





今は近所のおもちゃ屋でも取り寄せ(ただし2週間くらいかかる)可能だし、通販などでも購入できますが、一般的な基本色系に比べたらおいそれと気軽に 1本、2本と買えない状況は相変わらず。なので私の場合、大量に使用しそうな色は常時10本以上ストックするようにしています。皆さんはどうしているんで しょう??







30年くらい前のハセガワ1/72 F-15B/Dのインスト。塗装色はFS番号のみの表示。インスト曰く、「雑誌のカラー写真などを参考に色を作って下さい。」とのこと。
飛行機特色が無い当時はこんな感じでした・・・。


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