Peggy 1/75 LS
先輩:ふう、すっかり蒸し暑くなりました。は
やく梅雨が明けませんかねぇ・・・。
私:こんちはーっす!KOZY商店です。ごめん下さいごめんくださいー!!
先
輩:・・・やかましいのが来ました。ちょうど良い。暑気払いに何発かぶん殴ってやりましょう。ストレス解消と良い運動です。
私:ちょい〜す。今日もレ
トロ・キットを仕入れましたよ。おや?今日
は推理ドラマですか。あっ今、チャンネル変えたでしょ?
先輩:「赤カビ検事奮戦記」です。どのような手法で君を葬り去るべきか、ドラマ
を参考に検討をしていたところなのです。
私:とか言っ
て・・・ホントは「宇宙刑事ギャバン」とかでしょ?今日もヤフオ
クで古キットを仕入れてきましたよぉ。ちなみにLSの飛竜。以前、
おススメしてたでしょ?
先輩:オークション依存症ですね。どうせ後先を考えずうっかり入札したので
しょう?しかもLSの飛竜。君のようなヘタッピがよりにもよって、あの名作キットを手掛けようとは、いい度胸ではありませんか。あれは、やや面
倒ですよ?
私:おっ!その口
ぶりだと、このキットを作ったことがありそ
うですね?
先輩:ふん、こさえましたとも。ちょうど20年
ほど前にアリイ版
を3機同時製作、全機ロールアウトです。だいたいにして完成させもせずにキット論評するなど信義に反
する行為です。無益な情報を垂れ流すだけの「ただの目立ちたがり屋」、「口だけモデラー」と僕を一緒にされては困りますョ( ̄
へ ̄#)。
私:ギギギ・・・首絞めんで下さい・・・死むる・・・。ところでなぜ3機
同時製作なんて無謀なことを?
先輩:おっと失敬。ネット上には製作中で放置したようなヘボ・レ
ビュー👎が多すぎるの
で、つい八つ当たりしてしまいました。それで本題で
す。当時ひょんなこ
とから飛竜の元搭乗員の方と知
り合いましてね、そ
の方の依頼で製作して進呈したのです。大変喜んでくれましてねぇ・・・。そんなわけ
であれのコツなら多少は知ってます。いいでしょう。やってごらんなさい。
私:ほ〜い、ホイホイ。
先輩:返事は、「は
い」です(# ゚Д゚)!
注)この製作記にはフィクションが含まれていま
す。
〜製作開始〜
私:今回のキットっす。ヤフオク
で当時モノを落札したんですよ。どうせ作るからアリイ版でも良かったんですがね。
先輩:僕
が作った時も既にLSは解散していました。あの頃はヤフオクなんてものは無かったから神田美倉橋のレ〇ナルドでアリイ版を買いました。ちなみに実スケール
は1/75との事です。初版ではモーターライズのプロペラアクション
だったそうですよ。
私:定
価は¥800みたいですね。時代的にみて、これは高いんですか?安いんですか?
先輩:
70年代の資料本では、LSの彗星や零戦が¥100なのに対し、飛竜は¥500です。今の感覚でいうと¥2000〜¥3000といったところでしょうか。
こ
のキット
個体のものは定価¥800。
恐らくは80年代でしょうね。
私:箱の中身
は・・・あれ?靖国?なんで飛竜のキットに靖国が入ってんの? アイヤ〜、訳アリ中古掴まされたかな・・・
先輩:た
ぶんヤフオクの出品者が箱と中身を移し替えたのでしょう。しかし同じキ67、一緒ですよ。飛竜で構いません。
私:えっ?そうな
んですか?
先輩:「靖国という名称は、海軍が飛竜のことを勝手にそう呼んでいただけ」
という先
ほどの搭乗員さんの実の証言があります。プラモとして商品展開の都合上、別キット扱いしたのでしょう。LS〜アリイ時代は飛竜=爆弾、靖国=魚雷と
ウェポンが違いました。なお現行のマイクロエース版では両方入ってま
すョ。
私:パーツ構成はこんなもんですかね。思ったほどボリュームありませんね。むしろアッサリ。MA増刊No.189プラモダイジェストでは「ある程度ベテラン向き」なんて書かれてますけど、そうは見えま
せんねぇ。
先輩:
パーツ配置を良く見なさいよ。赤矢印部分に空きスペースがあるでしょう?そこはもともと初版ではモーターライズ用のパーツ(給油トラック)があった所で、
元は豪華仕様だったんですよ。「ベテラン向き」というのは、可動部にバリが多く思うように動かないとか、塗装手順がやっかいとか、そのあたりがを
いうのでしょうね。
私:なんかヤバそうッスね、コレ・・・。チョーめんどくさそうな感じしてきました(゚д゚lll)。
先輩:「めんどくさそう」ではありません。実
際に「めんどくさい」のですよ。しかしストレート製作なら、われわれ素人の技量でも
十分対応できます。超絶修正工作など要りませんよ。
私:おおっ!パーツ裏側に刻印がある。1966年(昭和41年)。50年以上前かァ・・・。昭和くせぇ
匂いがプンプンしますね。
先輩:屋根裏にひっそりと銘を刻む大工さんみ
たいですね。それだけ意欲作であったということでしょう。
私:デカールは・・・3種類ありますね。
先輩:飛行第98戦隊、第7戦隊、762航空
隊の3種類になります。中でも陸軍飛行第7戦隊はサイパン島のB-29基地攻撃で有名です。実際は損害大きかったみたいですが・・・。飛竜のキットなら外
せないマークで
す。これでいきましょう。
私:インストを見ると可動ギミック満載ですね。難しそうだなぁ。見てるだけで萎えそう・・・・( ;∀;)。
先輩:君はバンダイのガンプラ(初期モノ)を作った事が無いのですか?あれなど可動の最たるものではないで
すか。それを言ったら昔のお子様たちはみなベテランという事になりますよ。それにこれは、「半世紀前」のキットです。50年前の人間に作れたものがどうし
て出来ないのです。
先輩:ちなみにこのインストは僕が20数年前に作っ
た時のもの。アリイ版ですね。
私:LS版に比べてかなり解説を端折ってますね。うーん、なぜわざわざ省略したんだろ?そのまま使えば楽でい
いのに。
先輩:LS版に比べて情報量が少ないですが、よ〜っく確認しながら進めればこれでも出来ますョ。チューブにバッテ
ン
のマークが
あるでしょう?ここは全部動く箇所です。もちろんこれはあくまで「絵」だから可能なの
であって、実際にはバリだらけで調整を要しますが。
私:よーし・・・いよいよ掛かるぜぇ。この俺さまのナイフさばき披露する
かぁ〜。まずは主要パーツから・・・・
先輩:待ちなさい君。作る前にデザインナイフの刃を新品に替えたでしょう?なら透明部品からゲート処理です。
私:へっ・・・?何でですか?
先輩:ナマクラ刃はクラックの元。ケチると後悔しますよ?
私:よぉ〜し、改めて主要パーツだぜ! でっきるかな♪できる〜かなっ♪ はてはてふふゥ〜♪
先輩:ゴン太くん、パーツのエッ
ジや接着面を良〜く
見るの
です。バリや押しピン跡がたくさん有るでしょう?ぜんぶ丁寧に削ぐのです。それと主翼付け根のベロの部分、ここの面取りも忘れてはなりません。これらを怠
ると
隙間ガタガタになります。
私:ウゴウゴ。ウゴウゴ。ウゴゴゴゴゴ。
私:ちょっと仮組してみっか〜。おっ、ピシャっと合った!このキット50年以上前の金型ですよね・・・スゲー!!
先輩:ちゃんと下ごしらえすれば寸法精度は
現在の目で見ても”上”の部類です。50年前の技術レベルでもこれ位の精度は出
せた訳です。ただ水
平尾翼の付け根とエンジンナセル(下)がヒケてますのでここは埋める必要があります。この辺ははやり古キットですねぇ。
私:おお〜、パーツ裏側にちゃんと部品番号がモールドされている・・・。これなら切り出した後でもどのパーツ
か判
りますね!
先輩:これは後のガンプラなどでも取り入れられている間違い防止の工夫です。パーツによっては刻印が無いものも
ありますので、そういう場合は切り出す前
にカルコやマジックで印をつけると良いですよ。
先輩:主脚扉のヒンジ・ピン(赤矢印)なども
虫めがねで良〜く見るとパーティングラインが走っています。ここもデザインナイフで丁寧にカンナ掛けです。ウッカリちょん切るんぢゃありませんよ?
私:ひえぇえええ。
先輩:主翼のヒンジ部(青矢印)もしかり。ここもバリの処理が甘いと動きが渋くなります。少しずつ現物合わせで調整です。
私:バリがたくさんですね・・・こりゃ仏恥義理の罵詈罵詈だ〜!!
先輩:良い所に気付きましたね。この一見、地道なバ
リの処理こそ本キット攻略最大のカギなのです。試しに仮組してフラップとエルロンの動きを確
認してみなさいよ。きちんと処理出来ていればインスト通りスイスイ動くハズです。
私:おっ!すげー!ちゃんと動くじゃ〜ん♪
先輩:要領がなんとなく判ったでしょう?ほらほら、他のパーツもバリバリ切り出し、バ
リ処理ですよ。ケースに仕舞って無くすんじゃありませんよ〜。
私:判ってますって、チョーバリバリっスよ〜。
私:ふ〜、やっとパーツの下ごしらえが終わった・・・。気を取り直して、コクピットを塗装して組むぜ!
先輩:シートの「お座布」が思いきりヒケてま
すのでエポキシ接着剤で軽く埋めると良いですね。面倒ならヒケの上からテープをペタッと貼ってもごまかせます。
私:裏側の爆弾倉だぜ〜。いでよ!今週のびっくりドッキリメカ!・・・あれ?爆弾倉より魚雷が長いぞ?・・・変だな??
先輩:飛竜はもともと陸軍の爆撃機だからですよ。そのため魚雷は機外懸吊です。
私:スチャダラパーの「ドゥビドゥWhat?」みたいですね。原寸大の象の模型を自宅で作ったら外に出せない、みたいな。
先輩:ボール、ロー。あれは名曲ですね。
先輩:胴体左右を貼り付ける前に、組み込む
パーツを一度確認しますよ。
私:チョー楽勝ッスよ〜。全部塗っておきました。たぶん完璧( ̄ー
 ̄;)・・・たぶんね。
私:各パーツを組み込むぜ〜。
先輩:外面塗装が機体内部に拭き込みそうな開
口部は、適宜マスキングするとよいですね。
先輩:胴体の本接着前に、仮止めして
各部の動きを確
認してみませんか?
私:ゲッ!爆弾扉が一度開けると閉まらない・・・。なんでやろ?
先輩:爆弾扉表面の凸リベットが胴体内側に
引っ掛かるようですね。ここは爆弾倉前後にある隔壁パーツ(A30,A31)の孔を少し拡げてやればOKです。・・・君も先ほどから「社会の窓」が
開いてますよ?
私:うわらば!!
私:いよいよ本接着するかぁ〜。くぅ〜緊張するなァ。
先輩:ここはヤマ場の一つです。流し込み接着
剤で少
しずつですよ。それとなるべくツライチに。ツライチに。特に後部上方機銃座に接着剤が回らないよう
に注意です。
私:主翼も本接着するぜぇ。
先輩:ここも胴体と要領は一緒です。ヒンジ部
に接着剤が回らないよう要注意ですね。
私:昔のモデラーはどうしていたんでしょうね?チューブ入りセメダインで
イモ付けかな・・・・。
私:エンジンナセル下面も組むぜぇ。
先輩:ここもヤマ場ですよ。特に脚扉取付板
(赤矢印)はポロッと取れやすいので、瞬着とエポキシ接着剤でしっかり固定してしまいなさいよ。昔のモデラーはここでだいぶ苦労したハズです。
私:うを〜。脚が出たり入ったりするゥ〜。こりゃすげぇ〜。
私:ゲゲゲギョ・・・。前部風防と後部風防が左右割りになってますよ。クリアーパーツだってのに。┛(゚Д゚;)┗ オーマイガ!
先輩:ハセガワやフジミ(1/50)のA-6イントルーダーのキャノピーもそうなってます
よね。ここもハードコア
です。瞬着で付け、上手に継ぎ目を均さないと楕円になりますが・・・どうします?
私:う・・・ホドホドにしときます・・・。
私:継ぎ目処理が終わったぜ〜。思ったより速攻で終わったな・・・。#1200、#1500で十分だっ
た・・・・。
先輩:「段取り8分」ですよ。上手で多作な人は継ぎ目の処理にあまり時間を
費やしません。接着前にパーツの調整が済んでいるからです。パテは使わないか使ってもほん
の僅かでしょう。逆にヘッタクソな人はパテ盛りペーパー掛けの無限ループ。どちらでやるかはその人の自由ですけどね。
私:俺も先日、それで
ちょっとしくじりましたよ〜。
先輩:どうしました?したり顔などして、気色の悪い。
私:フフフ・・・下面色を内側に吹き込まないよう、ナセル内側から扉の隙間をマスキングしたのですよ。タイヤ
が邪魔で大変だったけど、チョーメチャゲキウルトラDのマスキングテクを駆使して塞いでやったって訳ですョ!!!👍
先輩:タイヤをいったん外してマスキングすればよ
かったの
に。後付け出来るん
ですよ。無駄な努力
でしたね、ご愁傷様です。
私:グギギギギッギギ・・・!!く、悔しくなんか、ないもんっ!(#^ω^)。
先輩:と
ころでキャノピーのマスキングは終えたんでしょうね??(;¬_¬);ジトーッ!
私:まろは無関係でおじゃる! まろは無関係でおじゃる! あ〜れ〜!! ヽ( ゚θ゚)ノ
先輩:やはり精神崩壊しましたか。仕方あ
りません。助け舟出しましょう。メンディングテープをキャノピーに貼り付け、
爪楊枝で良く馴染ませるのです。フチをシャーペンでなぞってからいったん剥がし、切
り出ししたものをマスキングシートに使うのですよ。上手な人ならまだしもブキッチョな君はキャノピーの上から直接切り
出しなんてするんじゃありませんよ。
私:なぜメンディングテープを?
先輩:鉛
筆で上から書きやすいのと、カットのし易さです。少し硬いのが難点でおじゃる。
私:いよいよ塗装するぜ・・・。ゲッ、機体色は上下とも面倒な混色指示かよ・・・しかも3色ブレンド( ̄□ ̄;)。ギギギ・・・。
先輩:ハセガワのインストでは上面C304、下
面C35になってますよ。これでいいでしょう。内部に吹き込まないよ
う、塗る前に今一度チェックです。塗装自体は単純だからそれほど手間ではないで
しょ
う?
私:主翼前縁の黄色は・・・ここも塗装だな・・・デカールも日の丸と尾翼のマークだからチョー単純っすね。こ
りゃ助かるわー。
先輩:プロペラの黄帯も残ってますよ。そした
らクリアーでつやを整えますよ。
私:よーし小物類も終わった。よしよし、できてきた♪ 後は最終合体だせ!。あ〜めんどくさかった。
先輩:キャノピーのマスキングを剥がす時は慎重に
ね。メンディングテープは硬くて剥がしにくいですよ。うっかり傷いれないように、です。詰めでドジこいたら笑いますョ?
私:よっしゃ〜! 待たせたな! ちびっこ諸君! いくぜ! 第7戦隊ヒリューレンジャー!!超進化・雷撃合体!!!
グレートサンダードラゴン!! 堂々完成ッ!ヽ( ゚д゚)ノ クワッッ!!
先輩:だっさいネーミングですねぇ・・・。普通に飛竜と言いなさいよ・・・ ┐( ̄ヘ ̄;)┌。
私:後楽園ゆうえんちで僕と握手!
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〜完成〜
私:ふぅ〜、やっと終わった〜。
先輩:で
きたようですね。ご苦労様です。冷たいものでも食べて落ち着きなさい。
私:おっ、デザートですね?頂きまーす。・・・・ぅ
げッ・・・・・・ぉぉをををっををををを・・・・・Σ( ̄ロ ̄lll)!!!!。
先輩:誰
が甘味と言いました?出汁が効いているでしょう? どれ、完成したのを見せてみなさいよ・・・デカールのフチが少し浮いてますが・・・ま、こんなもんで
しょう。
私:焦ってデカー
ル貼ったらシルバリング少しでました(´・ω・`)。ここは塗った方がよかったかも。
私:改めて見るとスマートな機体
ですね。重爆ってわりには流麗すぎるかな・・・。一式陸攻の方が強そうに見えるけど。
先輩:飛
行性能重視だったからですよ。いくら沢山積んだって、途中で落とされたら意味無いでしょう?
私:ところでコレ、出来上がったのは良いけど。脚の扉なんかは開け閉めし
にくいッスねぇ・・・(´・ω・`)
先輩:あまりパタパタ動かしたり、爪やピンセット使うと塗膜が痛みますョ? ブ
ンドド遊びはホドホドにしなさいよ。
私:そりゃあ無体な・・・せっかく可動でつくったのに。なんて救いのないバットエンド( ´゚д゚`)。
先輩:もしどうしても動かしたい時はマスクング
テープをペタッと貼ってそっと引き出すのですよ。これなら塗膜も大丈夫でしょう。尾輪は細い木綿糸で縛って引き出すと良いですね。
先輩:それで、作った感想はどうでしたか?
私:うーん、古いからどうなるかと思ったけど・・・ちゃんと形になる
あたり、やはり「技術のLS」っスねぇ。可動部の調整とか、これぞプラモ!って感じっスよ〜。バリが多かったけどね・・・。
先輩:下
拵えに時間が掛ったものの、後工程は一気に進んだでしょう?キットの素性の良さです。基本に忠実にやれば難物などではありませんョ。バリは恐らく打ち過ぎによる金型の疲れでしょ
うね。これは昔から人気キットですからねぇ。
私:可動の調整が楽しかったですねぇ。考証は良く判らんけど、作った感じ、チョー良いキットぢゃねえす
か?コレ。
先輩:そ
んなもんですよ。ディティールやプロポーション、考証なんてもんはね、キレイに作って完成してしま
えば大して気になりませんョ。作って楽しめるキットであるか、という方がよほど大切だとは思いませんか。
私:途中でしんどくなったら嫌ですもんねぇ。キャノピーのマスキングは結
構来ましたね。一気に終わらせて良かった・・・。
先輩:・・・時に君、魚雷はどうするのです?
私:吊るさずドーリーに載せますよ。
先輩:ということは
爆弾倉は空ですね? 完成を祝し、僕から記念品をあげましょう。
私:・・・すご〜く、ヤな予感がしますけど。
先輩:なに、遠慮など要りません。人の厚意は素直
に受けるものですよ?そ
れが礼儀、マナーではありませんか。昨晩徹夜でフルスクラッチした特製「便器爆弾(和式)」です。これを受け取
るのです。当時の参謀本部でも思いつかない非人道的で恐るべきウェポンです。それとも君は洋式派ですか?今ならこれのシリコン型もオマケに付けましょう。
私:お世話になりました〜。
先輩:お待ちなさい!3個もこさえたのですよ。こ
れをどうしろというのです!・・・・不覚!!またしても取り逃がしたか!おのれ〜!次こそ覚えていなさいよ〜!
注)この製作記にはフィクションが含まれていま
す。
2017年7月13日完成。
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