GSX1300R Hayabusa Tamiya 1/12
ハヤブサ入荷!2002年型!300q/hスピードリミッター付き!
年式:2002年
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車検:検無し
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色:パールスズキディープブルー/メタリックソニックシルバー
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製造国:日本 |
社外品:無し
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走行距離:N/A
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排気量:1299
t?
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修復歴:N/A
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スケール:
1/12 |
価格:応談 |
タ
ミヤのGSX1300Rハヤブサです。タミヤのマスターワークコレクション。しんどさ無用の「完成品」です。最近バイクプラモにハマっている影響で完
成品ミニカーも紹介したくなりました。ミニカーコーナーに3年ぶりにニューカマーを追加です。何だかんだで1/12バイクミニカーも何個かは持っているので折を見て少しずつ紹介していこうと思います。なに、「手数」は多いに越したことはありません。
バイクファンならご存知の通り、実車はストック状態で300q/hオーバーを達成した初の市販車両で、その異様なルックスと高性能で
ファンを2度ビックリさせました。焦ったカワサキが翌年ZX-12Rをブツけてきたけど
最高速(セールスも)で敵わなかったみたい。スズキというバイクメーカーの「吹っ切れぶり」を象徴する一台でもあります。
この車両の特徴は高性能もさることながらデザイン。普通、こういう高速バイクは鳥や戦闘機などがモチーフなのが、この車の場合、隼どころかむしろ昆
虫系(それも幼虫やサナギ)のブニブニ感に人工的メタリック色。デビュー当時は宇宙から飛来した未知の生命体とでもいうべき異様さが際立っていましたって言ったら言い過ぎですかねぇ。ブサのオーナーさんすんません。
このSF風なルックスは発表時、2輪ジャーナリストやファンも大論争を巻き起こし、最初は「気持ち悪い」って意見が大勢だったんだけど、やがて「気持ち悪いけどカッコ良い」になりさら
に「カッコ良い」という結論に落ち着いて、数年後には大人気車になった。デザイナーもそれを狙っていたようで、デザインの妙とは良く言ったもの。それに比べりゃホンダのSC59前期なんてアレだなぁ・・・。
もっともスズキのすることだから、そう驚くものでも無いと思います。なぜなら同社にはヌルッとした印象のツアラーバイク(GSX-Fシリーズ)が昔からあって、欧米ではこの手のデザインは好評だから、たぶん賭けではなく確かな手応えはあったのだと思います。それに万が一売れなかったとしても珍車名鑑にその名を残す位の強烈な個性でしょうし。
GSX1100F(1988)
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GSX750F(1989)
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GSX600F(2001)
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GSX-F系各車(画像:GooBike.com様より)
GSX1100Fのクレイに正面から熱風当てたらハヤブサになったのだろうか・・・?
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私
自身も銀ブサ乗りの方とは何度かツーリングご一緒したことがあって、バイク誌では変に見えたデザインも間近で実物見ると随分カッコ良く見えてくるから不思議な
んです。「走り」に関しては見た目に反して軽快で、ツーリングで峠道を流す分には十分速いバイク。上手い人が乗るとヒラヒラとコーナー
をクリアして、うっかりすると置いてきぼりにされます。寝かせ過ぎるとカウル擦るみたいですが。
さてタミヤの完成品です。10
年位前に都内出張の折、電気量販店にて購入しました。タミヤのブサは2002年にキット化で、たぶんそれを組んだものだと思います。金属製のメンテナンスス
タンドが付いていて、いい感じ。サイレンサー部も継ぎ目処理されているし、カウルのツヤや細部塗装などとても良く出来ていて、プラモ製作したことない人でも気軽にオーナーになることが出来
るのが嬉しいです。
ここまで出来が
良いとプラモ作る気が削がれるってもんで、ガチのモデラーさんにしてみたら完成品など邪道かもしれませんが、事情によりプラモ製作が出来ない人や重症の未
完成病患者にとっては「最後の砦」的存在で、そうでない人も色々参考にはなるのでそう邪険にしたものではないでしょう。ただしこれを自作と偽りプラモクラブの展示会に出すのは反則行為だと思うのでご注意をば(笑)。
ちょっと残念なのは、流通が不安定であまり入手性が良くないことでしょうか。まあ、ミニカーの類はみんなそうで、見つけたら即買いが鉄則なんですよねぇ。
モトマップさんあたりで取り扱ってくれないかなぁ。それとミニチャンプス等のダイキャストモデルと違い、基本プラ製だから手に取った時の重量感はありませ
ん。
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スズキ車といえば「おけつのコブ」。
GSX-R750TやTL1000Rでもこれは有った。 | タミヤキット影の功労者
「マイクロドライバー」も付属。
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道の駅に大集合。
これからツーリングでしょうか?
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う〜、良く出来てるな〜。量産品でこの完成度だと手作りモデラー的にはちょっと複雑・・・。プラモもこれぐらい上手に作れれば良いんですけどねぇ。前向きに捉えて、「プラモ製作の参考に」と考えますかね。
今回は完成品のご紹介になりましたが、プラモ製作放棄というではありません。モデラーの間で懸案とされている、いわゆる「未完成病」については、また別の機会にでも述べるといたしましょうかねぇ。
ではでは。
2015年12月22日
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